包装資材・梱包機械の企画開発販売を行っている株式会社五十嵐商会です。
五十嵐商会では、包装作業に携わる皆さまの作業負担軽減、最適な包装資材のご提案、環境負荷低減につながる情報発信を行っております。
今回は、PFAS(有機フッ素化合物)不使用素材に関する当社の方向性とご協力いただける企業様へ情報をお届けいたします。
PFAS(ピーファス)とは
PFAS(Per- and Polyfluoroalkyl Substances)は、耐油性・耐水性などの機能を持ち、包装資材分野ではファーストフードの耐油包装紙などに広く使われてきた有機フッ素化合物の総称です。環境中に排出されると分解されにくく、蓄積による健康や環境への影響が懸念されています。
特にここ数年、海外を中心に「PFAS(有機フッ素化合物)」を含む耐油紙やコーティング紙などへの規制強化が進み、外食産業や小売業など幅広い分野で「PFASフリー素材」への切り替えが検討されています。
ファーストフード業界大手(例:マクドナルドなど)がPFAS削減・排除に乗り出したニュースは記憶に新しいです。
参考:https://www.nikkei.com/nkd/company/us/MCD/news/?DisplayType=1&ng=DGXZQOUC292JC029112024000000
「PFASフリー素材」への切り替えが求められる背景
(1) 環境・健康リスクへの対応
PFASは分解されにくく、環境中に長期間残留することが問題視されています。欧米ではすでに規制が始まっており、日本でも食品包装材への含有管理が厳しくなる可能性があります。
(2) ESG・SDGsへの対応
PFASフリー素材は今後、安心安全な選択肢としてさらに注目されていくことが予想されています。PFASは分解されにくく、環境中に長期間残留することが問題視されています。欧米ではすでに規制が始まっており、日本でも食品包装材への含有管理が厳しくなる可能性があります。
PFASフリー素材の可能性追求について
PFASフリー素材の導入は、外食、食品加工、小売・流通など、あらゆる業界で考えられる未来となりつつあります。
一方で、「どの素材を、どのタイミングで導入するのが最適か」について悩まれている企業様も多いかと思います。
そこで、弊社では現在開発・検討が進められているPFASフリー素材について、実用性や機能性をメーカーとお客様とともに検証・検討していく柔軟な姿勢で取り組んでまいります。
弊社では、今回の方向性として、具体的な製品のご提案ありきではなく、素材開発段階からお客様のニーズやご要望をお聞かせいただき、ユーザー様とともにPFASフリー素材の可能性を探ることができればと考えております。
特に、紙器・ラミネート関連業界、食品関連業界のご担当者様で、PFASフリーに関して何かございましたら、弊社五十嵐商会までお問合せください。
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バーガー袋(白無地、茶色無地)、パン袋(茶色無地)のサンプルがございます。
「バーガー袋のサンプルを見てみたい」「PFASフリー素材について切り替えを検討している」などございましたら、弊社にお問合せください。
