工場や生産現場の「コスト見直し」と「環境対策」を両立させるストレッチフィルム

工場や生産現場の「コスト見直し」と「環境対策」を両立させるストレッチフィルム

 

今回は、包装資材業界で環境保全を意識した開発商品をご案内する。

 

ストレッチフィルムとは

 

ストレッチフィルムとは、透明なプラスチック製の梱包資材の一種である。軽量で、弾力性と耐久性に優れ、様々な形状の製品を簡単に梱包することが可能である。
荷崩れ防止や輸送時の商品破損防止の目的で、食品から工業製品まで、広範な用途に利用されている。

 

環境問題を意識したストレッチフィルムの減プラ

 

ストレッチフィルムは使いやすくとても便利な梱包資材である一方で、業界では、製造時のポリエチレン原料の削減やリサイクル原料が配合された商品が非常に増えてきている。

そして、企業としても発展し長く循環させるため、「環境対策」と「経済性」を兼ね備えた商品の技術開発が進んできている。

 

通常のストレッチフィルムと極薄ストレッチフィルム「N6-Plusナノシックスプラス」

 

日本で流通しているストレッチフィルムの厚みは、通常10〜20ミクロン程度のものが多いが、今回は約半分の厚さの高機能ストレッチフィルムをご紹介する。

ストレッチフィルム「N6-Plusナノシックスプラス」の特徴は、フィルムの本体の厚みが6ミクロンでありながら、両端部分は12ミクロンと厚くなっていることだ。
両端部分のみ厚くすることで、作業負担なく、通常の12~14ミクロンのストレッチフィルムと比較しても、切れづらく、ストレスなく梱包できる。巻く回数を増やす必要もない。

また、通常300m巻いてあるのに対し、ナノシックスプラスは750mと約2.5倍の長さが巻いてあるため、継続してストレッチフィルムを使った際のフィルム芯の廃棄量も少なくなる。

 

「N6-Plusナノシックスプラス」を使用するメリット

 

メリットは以下のとおり。

  • 高機能性:フィルム層が多重構造のため、今使っているストレッチフフィルムに置き換えても高い性能を発揮する。
  • 製品コスト改善:m換算で、コスト削減につながる可能性がある。
  • 運送コスト改善:商品配送の頻度が減る。
  • 保管コスト改善:フィルムの保管場所が節約できる。
  • 環境対策になる:プラスチック原料の使用量を抑制し、CO2排出を低減できる。
  • 廃棄コスト改善:フィルム芯などのゴミの廃棄コストが削減できる

 

極薄ストレッチフィルム+両端強化

 

N6-Plus
6μ500mm幅×750m巻
6μ500mm幅×750m巻

※最薄のストレッチフィルム。
4.5Plus
4.5μ500mm幅×1000m巻
4.5μ500mm幅×1000m巻

※通常のストレッチフィルムサイズ
10μ500mm幅×500m巻
14μ500mm幅×300m巻など

 

工場や生産現場の「コスト見直し」と「環境対策」を両立させるストレッチフィルムまとめ

 

このように、五十嵐商会では、お客様の物流現場での作業性向上、コスト改善、環境配慮を両立した資材を選定いただけるようご案内していく。

今回ご紹介したストレッチフィルムは、サンプル提供も可能なためお問い合わせは五十嵐商会まで。

 

  • 脊板幸子(Sachiko Seita)
    脊板幸子(Sachiko Seita)

    株式会社五十嵐商会 代表取締役。 北区東十条にて「梱包資材の総合商社」を展開。 趣味:ボリウッドダンス(インド映画で必ずでてくるダンス) 休日の過ごし方:2歳の息子と公園で遊ぶこと

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